根付けとは、着物の帯から紐でぶら下がっているストラップのような飾りのことです。
観光地のお土産屋さんで売っているご当地キーホルダーや、神社のお守りなどで見かけたことがある方も多いかもしれません。
本作品は、日本刀から生まれた希少価値「鋼(はがね)のしずく」を包み編みした、オリジナル根付け紐です。
和小物をアクセサリーとして楽しむアイテムとして、また現在セット販売している「日本刀から生まれた希少価値「鋼(はがね)のしずく」を根付け紐に織り込んだオリジナル銘切りプレート(受注生産のみ)」の付け替え用にお好みのカラーを揃えておくなど、より和小物を身近に楽しむための一助となるようなアイテムとしてご活用いただければと思っております。
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「鋼(はがね)のしずく」とは・・
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日本刀を作る工程で生まれるのが「鋼のしずく」です。
「鋼のしずく」は、刀鍛冶が玉鋼(たまはがね)を折り返し、32,768層まで鍛え続ける中で、偶然生み出される類い稀なものです。
通常であれば日本刀の製作過程では細かい鉄くずとなってしまうものが、刀工 藤原宗永が造り出す日本刀の材料は、希少で良質な玉鋼を使用しているため、高純度の鐡(てつ)の塊となって滴り落ち、それを「鋼のしずく」と呼んでいます。
「鋼のしずく」はその生み出されるプロセスから、1つとして同じものは存在しないのが特徴で、時に美しい球体という非常に珍しい形状を保っているものに出会うこともあります。
中には「玉のような子が生まれますように」と安産を願い“お守り”として身につけ、その後、無事に生まれたお子様の「お守り刀」を造る際に、この「鋼のしずく」を再び溶かし、刀として打ち直したいという思いから、「鋼のしずく」のみをご希望になる方もおられます。
※「鋼のしずく」のみも販売しております。
ご自身の作品作りに、ぜひ自由で豊かな発想で新たな世界観を表現する一助としてご活用いただければと思っております。
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根付け紐のこだわり
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根付け紐は手作業で丁寧に制作しております。
平編み・石包み編み・焼き止めを施しており、ひとつひとつに個性が見られるのが特徴です。
特に、個性の強い「鋼(はがね)のしずく」を紐で包んでゆく“石包み編み”は、加減が難しい工程となっており、作品一つ一つの表情の違いを楽しんでいただけるものとなっております。作品がお手元に届きましたら、ぜひ一度、紐に包まれた鋼の肌を観察してみてくださいませ。きっと、見る角度によってもその質感が違って見えてくるような、奥深い世界観を感じられるかもしれません。
使い初めに感じる蝋引き糸特有の匂いやハリのある触り心地も、徐々に馴染んでゆきますので、その経過もお楽しみいただければ幸いです。
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●使用素材
根付け紐:蝋引き糸/素材:ポリエステル100%(約0.8mm平紐)
装飾品:そろばん型ビーズ/素材:水晶(直径5.5mm×幅2.5mm前後)
カニカン/素材:メタル(長さ10mm×幅6mm)
※上記サイズは全て目安となります
●ご購入について
・お手持ちのアクセサリーや小物に「カン(カニカンや紐が通せる穴)」がついているものへご利用されるのを想定した作品です
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